2007年、北九州平和の集い    担当報告 : 教会委員会


今年の平和の集いは、その準備段階から実行委員会による様々な
話合いによって・・1981年の教皇ヨハネ・パウロ二世の平和アピールを原点としてとらえ、
違いを超えて共に平和について考え、祈り、行動することを目的に考えられました。

講演をしっかり聞いて平和について考えられるよう、例年のような各教会やグループの
出店は行なわない・・子どもたちは別プログラムで平和について感じることができるように
ボランティアグループの協力による読み聞かせなどが子どもの広場でおこなわれました。
また、カトリックだけではなく超教派で祈りが捧げられるようにと・・平和祈願ミサは行なわず
高見大司教による平和の祈りへの招きによって、テゼの祈りを共に歌い黙想と沈黙の祈りが捧げられ
ヨハネ・パウロ二世教皇の平和アピールのリレー朗読、宗教教派を超えた共同祈願と・・
子どもたちによって平和祈願ロウソクと平和への思いや、祈りが折り込められた折鶴が奉納され
大司教の手で受け取られたロウソクや折鶴は牧師と神父たちによって祭壇へと捧げられました。

(ボタンをクリックすると平和の祈りのようすを観ることができます)

多くの皆さまの参加によって、今年も地区としての平和の集いを開催することができました。
私たち一人一人に与えられている・・キリストの平和を実現させるための使命に
あらためて気づかせていただいた気がします・・・子どもたちの未来のために・・
また、信仰の先人たちが残してくださった平和への道・・その一歩一歩を確かなものとするために
それぞれにできる、祈りと行いによって生きてゆくことができればと思います・・・
共に平和を願い、祈り、築くために協力してくださった多くの皆さまに感謝します。