四旬節 黙想会、溝部 脩 司教さま指導     担当報告 : 評議会


3月28日(土)〜29日(日)四旬節 黙想会が行われました。
黙想会指導としては2度目の訪問となる溝部 脩 司教(高松教区長)さまを講師に
「殉教者と私たちの信仰」「教会と宣教」と言う2つのテーマでお話ししていただきました。

土曜日の豊津教会では400年前、殉教者の時代の教会共同体の様子から
浮かび上がってくる信仰の在り方・・教会共同体の在り方・・司祭の役割・・信徒の役割・・
キリストの証人として生き・・殉教して行った先人たちが、どのような思いで
信仰を守り伝えて行ったのか・・殉教者たちが最も大切にした、ご聖体を礼拝をしながら・・
いつのまにか私たちが無くしてしまった喜びや感動・・マンネリ化し、形だけに囚われ・・
神さまが望まれる教会から、かけ離れてしまっているのではないか・・?
今、殉教者たちの残したメッセージに学びながら、見直すべきではないのかと考えさせられました。

翌日、日曜日の行橋では・・前晩から集った福岡や北九州地区の青年たち
溝部司教さまと一緒に来た四国の青年たちも協力し「子どもと共に捧げるミサ」の中で
現代における「教会と宣教」についてカテケジスを行い、一人ひとりに伝わる・・
分かりやすい形での教えをいただきました。また、感謝の典礼に於いては・・
ご聖体の秘跡について深く諭され・・・続いて行われる聖体礼拝(賛美式)では、
青年たちが中心となり・・テゼの祈りで黙想を助けてくれました。

昼食後、午後からは教会学校の子どもたちとは別メニューで・・・
現代の教会と宣教の在り方・・昔の・・殉教者の時代の教会と宣教の在り方を比較し考えながら・・
教会をただ単に維持して行く・・信仰の形を伝えて行くだけではなく・・教会の中にイエスさまを
しっかりと見据えて行く・・求められる教会の姿・・宣教とは・・信者とは・・司祭とは・・・
これからの・・神さまが望まれる生き方や在り方・・方向性までを示していただいた気がします。

キリストをいただいた一人ひとりに与えられた恵みと使命・・・
父である神さまに自分をキリストと共に捧げること・・
この世界に苦しむ全ての人々に・・新しい いのちが始まるために・・・。
溝部司教さま・・黙想会指導ありがとうございました・・。
集まってくれた青年たちも・・突然、顔を見せてくれた新司祭も・・そして子どもたち・・
教会共同体の皆さんも・・最後は輪になって・・手をつないで・・歌って・・
素晴らしい黙想会でした・・。


黙想会での溝部 脩 司教さまのお話しをダウンロードして聴くことができます。
(カテケジスは今週のお話しで聴くことができます。)

@教会(行橋黙想から)  A司祭(豊津黙想から)
    
(1h02′15″)          (33′52″)