ガザからの叫び!「地球のステージ」   担当報告 : 広報部会


2月7日(土)午後、北九州市八幡東区にあるJICA体育館で
行なわれた「地球のステージ」を観に行きました。

「地球のステージ」とは、NGOで活動する桑山紀彦さん(医師)が
貧困や紛争の中でも懸命に生きる人間の姿を、VTRやスライド写真に映し出し
オリジナル曲と語りを組み合わせたシンクロコンサートステージです。
今回は、ステージ3「果てなき回帰」を朝倉で、ステージ5「果てなき地平線」を北九州で行い
各ステージとも約2時間のプログラムで、私たちの知らない世界の様子や
生命の尊さ・・平和の尊さ・・と言ったものを、心で感じさせてくれる素晴らしいものです・・。
昨年暮れから先月中旬にかけ激化したイスラエルとパレスチナ(ハマス)の戦争の最中・・
桑山さんは、自らの生命の危険をも感じながら・・ガザで医師として緊急救命活動を
されていました。ステージでは、「うまく伝えられるかどうか・・」と、言いながら
途中、言葉に詰まりながらも・・写真や映像を見せ、お話ししてくれました。
山元師も朝倉会場に、桑山さんとの約束とおり応援に行かれたそうです・・。
教会のミサの中で、みんなで祈りを捧げてくれたことが・・祈ってくれていると思うことが
桑山さん自身の・・そして、戦争の中で不安に怯える人々の心の支えになったと伺いました。
停戦になったとは言え、まだまだ緊迫状態が続くガザ・・
私たち一人一人は、桑山さんのような直接的な行動はできませんが・・
今も戦争への怖れ・・死の恐怖に苦しみ、悲しみ、泣き叫ぶ人々がいることを忘れることなく
一日も早く・・神さまの望まれる本当の平和が訪れるように願いたいと思います。

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