ふみ出そう はじめの一歩 「召命の集い 」  担当報告 : 教会学校


11月3日(文化の日)日本カトリック神学院として初めての・・「召命の集い」が
福岡キャンパスで行われました。ふみだそう はじめの一歩〜イエスさまが呼んでるよ〜
東京と福岡の大神学校が一つになって・・はじめの一歩・・
先週末からの寒波にも関わらず多くの人々が ともに集いました。

はじめに・・神学校が統合されたことがハッキリと実感できたことの一つ・・?
「召命の集い」の目玉とも言える・・大神学生の企画上演する野外劇(観劇)での
関西の方言や東北なまりに九州弁・・カタコトの日本語も混じり合うオチャメな演出でした・・。
個性豊かな大神学生が こんなに居たのか・・?と、あらためて感心してしまいました・・。
観劇・・「ミチアキ神学生物語」も、司祭職を目指す神学生が様々なことで悩みながらも・・
永遠の価値観を見出し、イエスさまの呼びかけに応えて司祭召命の道を選ぶ・・と、言う内容で
そこには・・神学生も・・いや・・神父さまも同じ・・一人の弱い人間なんだ
自分の弱さを素直に認め・・神さまに委ねて・・奉仕する道を歩もうとしている人なんだと思えました・・。

ミサの途中から日が射してきて・・だんだんと温かくなり今年も好天に恵まれた
「召命の集い」・・いつものように、ピクニック気分で芝生にシートを広げ・・
みんなで美味しいお弁当もいただきました・・。インフルエンザの影響か・・?
例年に比べると少ないかな〜?と、思えた子どもたちも・・観劇の後は
神学生や青年たちと一緒に、たくさん遊んで楽しめました。

また・・聖堂で行われた遠山 満 神父さま(笹丘教会主任司祭)の講演会も
カトリック教会とは縁の無い家庭で育った師が、司祭職に導かれるまでの経験・・
〜先ほどの観劇はフィクションでしたが〜と、大学生の時に様々な新興宗教に興味を持ち・・
ひょんなことからカトリック教会で成人洗礼を受け・・反対されながらも海外青年協力隊で
人のために奉仕する喜びを知り・・悩みながら修道会司祭の道を選ぶまでの貴重なお話しでした・・。
一年に一度だけ多くの皆さんに解放される大神学校・・校舎内には各教会学校の
子どもたちの「召命の集い」へ向けた作品展示や、神学生紹介の
コーナーも設けられ・・多くの皆さんで賑わっていました。

閉会式では増員となった日本カトリック神学院 福岡キャンパスで司祭職を目指す
神学生の皆さんと東京キャンパスから来てくださった助祭の皆さんが一人ひとり紹介されたあと
子どもたちの・・お待ちかね・・?優秀作品の発表と表彰式が行われました・・。

団体の部の優秀賞・・・個人の部の優秀賞・・と発表されて表彰・・・
今年は無いかな〜と・・?思っていたところ・・最後に行橋・豊津教会の
子どもたちの作品に院長賞をいただくことができました・・!

待ってましたとばかりに子どもたちが駆け上り・・牧山院長神父さまもニッコリと
表彰状を読み上げ・・記念品を子どもたちに手渡してくれました。

ふみだそう はじめの一歩〜イエスさまが呼んでるよ〜
たしかに司祭や修道者を志す子どもたちや青年たちが少なくなってきている・・
だけど・・教会や召命の集いで出会った神学生や司祭・・修道者にあこがれを持ち・・仲良くなり
教会や神さまのことが大好きになる子どもたちや青年も沢山いますよ・・!
しっかりと神さまは・・一人ひとりの持つ いいところを お使いになってくださるようですね・・。
日本カトリック神学院となって最初の「召命の集い」に参加できて良かったと思います・・
行橋・豊津教会の子どもたちにとって・・またひとつ大きな喜び・・
励みとなったことを感謝いたします。